釜山の教会からの短期宣教チームがお越しくださいました。
shimechurch
2023-02-28 17:38
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来福以来、初めての短期宣教チームに来てもらいました。五日間でしたが、考えてみたら、勉強ばかりの旅になったような気がし、申し訳ない気持ちです。
韓国伝統の扇子踊、跆拳(テクォン)踊(韓国の教会が短期宣教の時、よく活用する踊り)もなく、日本語の賛美歌2曲で、自己紹介がすべてでした。礼拝の時は、100%日本語の礼拝にして、青年たちには韓国語の原稿と翻訳した週報を配りました。日本の信徒たちが、礼拝に集中できるようにするための配慮だったのです。
しかし、青年たちは、韓国語教室の同年配の友だちに出会い、一緒に1泊を泊り、楽しい時間を過ごしました。福岡地域の有名な神社を見学しつつ、八幡宮、天満宮、神道、神社について学びました。また、日本においてキリスト教会とは何か、牧師不在の教会の現実についても学びました。カクレキリシタン、信徒発見、オラショなどについても学びました。何も分からずに自己満足する短期宣教ではなく、何もやらなくても、たくさん学んで帰る短期宣教旅行を追求したからです。でも、自由な時間が少しはありましたので、青年たちにとっては良かったかもしれませんね。
様々な宣教の方法論があると思いますが、わたしが目指している短期宣教は、宣べて教えることではなく、先に橋をかけわたすことです。とういうことで、宣べて教えることは、常に当地におり、日本の隣人たちとわいわい苦楽を共にして暮らしている宣教師たちに任せて良いと思います。短期宣教旅行は、短期「宣教」旅行より、短期宣教「旅行」のかたちになるべきではないでしょうか。それがわたしと志免教会の短期宣教への認識です。
釜山巨堤(コゼ)教会の青年の皆さま、お疲れ様でございました。