メッセージ
あなたのみことばは, 私の 足のともしび, 私の 道の 光です.
詩篇 119:105

日本キリスト教会所属の志免教会
日曜礼拝メッセージ​

担当:金東佑

互いに助け合いなさい。

申命記5章16節(旧289頁) エフェソの信徒への手紙6章1~9節(新359頁) 前置き 今年の志免教会の主題聖句は「キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。」(エフェソ2:22)です。この言葉は、教会の本義について教える言葉です。 私たちは、エフェソ書を通じて、教会とは何かについて学んできました。教会は天地創造の前にあらかじめ定められた主の民がイエス·キリストによって救われ、召し出され、主の体として一つになった共同体です。したがって、教会はこの世の価値観ではなく、キリストの御心に適う生き方で生きなければならない存在です。聖書によると、キリストの御心に適う存在は、神と隣人を愛して生きる者です。したがって、エフェソ書の1-3章ではキリストと教会の関係について神学的に説明し、4-6章ではキリスト者の実質的で実践的な生き方(奉仕と愛の生き方)について説明しているのです。今日の教えも4~6章に属する実践的な話です。今日の本文では、親子の関係、そして主従関係について話していますが、親子と主従関係だけでなく、普遍的なキリスト者の生き方についても学ぶことができます。今日の本文から主なる神の尊いお教えを学ぶことを祈ります。

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キリストと新しい出発を。

イザヤ書43章18~19節(旧1131頁) コリントの信徒への手紙二5章17節(新331頁) むかしむかしあるところに、善い羊飼いがいました。彼には100匹の愛する羊がいました。そんなある日、突然、空に黒い雲が垂れ込め、激しい雨風が吹き出しました。彼は急いで野原の羊の群れを呼び集め、羊小屋に入らせました。羊の数を数えた後、自分も家に入ろうとしたのですが、何度数えても1匹の羊がいませんでした。心細くなった彼は急いで上着を着て、雨風の中に走っていきました。風雨が強すぎて、見失った羊を見つけることは出来なさそうでした。それにもかかわらず、彼はあきらめず、野原へ、森へ、また川沿いへ、その羊1匹のために探し回りました。99匹の羊がいるから、あきらめれば良かったのに、彼は羊1匹のために探し続けたのです。結局、彼は川に溺れてもがいている羊を見つけました。川の水が増えて危険だったのに、彼はあきらめずに命をかけて羊を助け救いました。彼はすごく疲れてしまったのですが、救い出された羊を見て、疲れを忘れ、笑顔満面になりました。いつの間にか雨風はおさまり、晴間が見えてきました。羊を担いで家に帰ってきた羊飼いは大喜びで、友達や近所の人々を呼び集めて祝宴を張りました。 1. 新しい始まりを語る聖書。

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わたしは主である。

出エジプト記6章1~13節(旧101頁) フィリピの信徒への手紙2章10~11節(新363頁) 前置き 前回の説教では「わたしの民を去らせなさい」という神のご命令を告げ知らせるために、ファラオの前に行ったモーセの話が描かれました。モーセはファラオに神の厳重な命令を申し伝えましたが、ファラオはその言葉を無視して、むしろイスラエルの民に今までより、さらに重い労役を命令した後、モーセを追い出しました。ファラオとモーセとの出来事によって、むしろ労役が増えてしまったイスラエルの民はモーセを恨みました。そして、このような結果に失望したモーセも神に嘆きました。その話を通して、私たちは神の御言葉に従ったにもかかわらず、物事がうまくいかない場合もありうるということが分かりました。しかし、神は主の御心とご計画を、必ず成し遂げられる方です。たかが100年も生きることのできない人間の愚かな考えで、永遠におられる神の知恵と計画を判断しようとするなら、人間は必ず神に失望し恨むことになってしまいます。しかし、主の御心に信頼し、その御業の成就を待ち望む者は、最後には、必ずご自分の計画を成就される神の恵みに気づき、感謝するようになるでしょう。私たちは前回の説教で、神への変わらない信頼を持って神の御心を待ち望みながら生きる信仰の人生の大事さを学びました。 1.

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キリストが教会になさったように。

創世記2章24節(旧3頁) エフェソの信徒への手紙5章21~33節(新358頁) 前置き 前のエフェソ書の説教で、私は1-3章ではキリストと教会(キリスト者)の関係についての神学的な話が、また、4-6章では、キリストと教会の神学的な話に伴う実質的かつ実践的な生き方についての話が書いてあると申し上げました。教会は神によって天地創造の前にあらかじめ定められ、キリストによって救われ(キリストを頭とし)、聖霊の導きによって歩む、主の体なる共同体として神に召された存在であるとお話ししました。そういうわけで、教会は、もはや神を知らない世に属した人の生き方ではなく、主の体なる共同体にふさわしく、キリストに似ていく生き方を追い求めて生きるべきであるというのが、今までの説教の主な内容でした。今日は教会の実践的な生き方の中でも、最も重要なことについてお話したいと思います。それは夫と妻の関係、つまり夫婦の関係についての話です。パウロは、今日の話を通して、夫婦の関係をキリストと教会の関係につなげて教えています。それだけにキリスト者の夫婦関係は、信仰と密接な関係を結んでいるものです。今日の説教を通して夫婦の関係、そして、キリストと教会の関係について考えてみたいと思います。 1.互いに仕え合いなさい。

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互いに助け合いなさい。

申命記5章16節(旧289頁) エフェソの信徒への手紙6章1~9節(新359頁) 前置き 今年の志免教会の主題聖句は「キリストにおいて、あなたがたも共に建てられ、霊の働きによって神の住まいとなるのです。」(エフェソ2:22)です。この言葉は、教会の本義について教える言葉です。 私たちは、エフェソ書を通じて、教会とは何かについて学んできました。教会は天地創造の前にあらかじめ定められた主の民がイエス·キリストによって救われ、召し出され、主の体として一つになった共同体です。したがって、教会はこの世の価値観ではなく、キリストの御心に適う生き方で生きなければならない存在です。聖書によると、キリストの御心に適う存在は、神と隣人を愛して生きる者です。したがって、エフェソ書の1-3章ではキリストと教会の関係について神学的に説明し、4-6章ではキリスト者の実質的で実践的な生き方(奉仕と愛の生き方)について説明しているのです。今日の教えも4~6章に属する実践的な話です。今日の本文では、親子の関係、そして主従関係について話していますが、親子と主従関係だけでなく、普遍的なキリスト者の生き方についても学ぶことができます。今日の本文から主なる神の尊いお教えを学ぶことを祈ります。

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キリストと新しい出発を。

イザヤ書43章18~19節(旧1131頁) コリントの信徒への手紙二5章17節(新331頁) むかしむかしあるところに、善い羊飼いがいました。彼には100匹の愛する羊がいました。そんなある日、突然、空に黒い雲が垂れ込め、激しい雨風が吹き出しました。彼は急いで野原の羊の群れを呼び集め、羊小屋に入らせました。羊の数を数えた後、自分も家に入ろうとしたのですが、何度数えても1匹の羊がいませんでした。心細くなった彼は急いで上着を着て、雨風の中に走っていきました。風雨が強すぎて、見失った羊を見つけることは出来なさそうでした。それにもかかわらず、彼はあきらめず、野原へ、森へ、また川沿いへ、その羊1匹のために探し回りました。99匹の羊がいるから、あきらめれば良かったのに、彼は羊1匹のために探し続けたのです。結局、彼は川に溺れてもがいている羊を見つけました。川の水が増えて危険だったのに、彼はあきらめずに命をかけて羊を助け救いました。彼はすごく疲れてしまったのですが、救い出された羊を見て、疲れを忘れ、笑顔満面になりました。いつの間にか雨風はおさまり、晴間が見えてきました。羊を担いで家に帰ってきた羊飼いは大喜びで、友達や近所の人々を呼び集めて祝宴を張りました。 1. 新しい始まりを語る聖書。

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わたしは主である。

出エジプト記6章1~13節(旧101頁) フィリピの信徒への手紙2章10~11節(新363頁) 前置き 前回の説教では「わたしの民を去らせなさい」という神のご命令を告げ知らせるために、ファラオの前に行ったモーセの話が描かれました。モーセはファラオに神の厳重な命令を申し伝えましたが、ファラオはその言葉を無視して、むしろイスラエルの民に今までより、さらに重い労役を命令した後、モーセを追い出しました。ファラオとモーセとの出来事によって、むしろ労役が増えてしまったイスラエルの民はモーセを恨みました。そして、このような結果に失望したモーセも神に嘆きました。その話を通して、私たちは神の御言葉に従ったにもかかわらず、物事がうまくいかない場合もありうるということが分かりました。しかし、神は主の御心とご計画を、必ず成し遂げられる方です。たかが100年も生きることのできない人間の愚かな考えで、永遠におられる神の知恵と計画を判断しようとするなら、人間は必ず神に失望し恨むことになってしまいます。しかし、主の御心に信頼し、その御業の成就を待ち望む者は、最後には、必ずご自分の計画を成就される神の恵みに気づき、感謝するようになるでしょう。私たちは前回の説教で、神への変わらない信頼を持って神の御心を待ち望みながら生きる信仰の人生の大事さを学びました。 1.

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